東亜天文学会の彗星課から、毎年発行されている「彗星年表」は、1960年代の終り頃から発足した。当時京都大学の大学院生だった古川麒一郎氏。東亜天文学会の計算課に籍を置いていた長谷川一郎氏。それと同じく東亜天文学会の彗星課にいた私(関)が話し合って、主に国内の ...

 ここ高知市では寒波来襲で、夕方から氷点下の気温になりました。明日の早暁はマイナス5度くらいに下がるでしょう。 かつて彗星の捜索に熱中していた頃には、このような寒さは、ざらにありました。午前3時から6時までドームのない野外で15cmの自作のコメットシーカーに ...

 かねてから期待されていた彗星ですが、1月19日の朝の芸西の観測では明るく非常に美しい様相を呈していました。芸西天文台の下元繁男さんが撮影し画像処理を行いました。撮影は2023年1月19日の午前5時半の撮影で、70センチ反射望遠鏡にNikon D-700を装着し、ガイド撮影を行 ...

 このシリーズもいよいよ最後が登場した。世界1の名捜索鏡である。 それは戦前から、東京三鷹の「東京天文台」に置かれていた謎の彗星捜索鏡である。添付した図を見ても分かる通り、人間が椅子に座ったまま、ほとんど動かずにハンドル一つで全天を捜索できる。便利で強力な ...

 早春と言うにはまだ早い冬の真っただ中である。春を迎えようとする冬の終りには、不思議と静寂な、暖かい日がある。近くの公園に出てみた。美しかった晩秋の色づいた景観はもはや無く、すべての樹木は寒さに打ちひしがれ、しびれた色である。 この場所に、戦前にはある一 ...

 1月4日は「四分儀座流星群」の最も活発に活動する日である。1年中で最も寒い時期の、しかも朝方の観測であるから身にこたえる。余り明るい流星は無いが、微光星がたくさん飛ぶ。流星の経路を星図に書き込むいとまがないほどである。 1954年だった。夕方から水道管が凍るほ ...

 昨日の大晦日は、少し買い物に出かけただけで静かに過ごしました。夜は相変わらずの華やかなテレビ番組ですが、恒例の「紅白歌謡大会」なんか、この50年間見たことがありません。自室にこもって静かにクラシックギターを練習しました。 随分昔ですが、大晦日の日にNHKのラ ...

 昔NHKのラジオ歌謡に「夕月の唄」というのがあった。まだ暮れ染めぬ夕闇の空に、まるで爪で跡を付けたような細い月が浮かんでいた。季節は秋なのか冬なのか、今の喧噪の世の中では考えられない、町の空には静寂があった。じっと三日月を眺めていると、抒情的な詩が浮か ...

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