10月20日、21日と秋晴れの好天が続きました。20日には夜遅く月が沈んでから、彗星を観察しました。比較的明るい彗星が多いですが、肉眼で見えるものはありません。目下接近中のウィルタネン周期彗星に期待しましょう。12月中旬には、地球に0.1天文単位以内に接近して、5等 ...

 二日間、雲一つない完璧な秋空が続いたと思っていたら、今日22日には夕刻に雲が出て、秋独特の黄色い輝きとなりました。 太陽はキラキラとまばゆく輝き、まるで恐竜の口のような恰好をした雲が静かに北に流れていきます。高空に白い飛行雲も見えます。 私の祖父は、製紙 ...

 1960年に我が家の屋上に、物干し兼用として設立された天文台は、1970年の「スズキ・サトウ・セキ彗星」が、最後の発見となった。1970年秋も深まった10月20日の事である。このころ「アベ彗星」というのが夕方の西南天に明るく見えていた。私はその彗星の観測を兼ねて、西南 ...

 「関スイセイ発見」の電報は、東京天文台から、その日のうちに日本全国の天文台や研究機関に転電された。電報を受け取った倉敷天文台の本田実氏は、それを手にしたまま、じっと考え込んでいた。12年前に高知県の高校生から手紙を受け取った。その人は確かに”セキ〟といっ ...

 1961年10月11日午前5時。薄明の押し寄せてくる夜明け前の東天しし座の一角に、彗星らしい光芒を発見した。ここには星団や星雲はないはずだ。1950年以来の長い観測の経験がそれを証明していた。しからば既知の彗星であろうか? 期待と不安の渦巻く中、私はその怪しい天体に ...

もう今から30年も昔になる。森本紅玉さんという夫人が突然訪ねてきた。知人ではないが、その頃、私は地方の新聞に星の話を連載していた関係で、何か質問があって尋ねて来られたと思う。森本さんは自称「作家」であるという事であったが、私は彼女の活動は知らなかった。 要 ...

 初めて新彗星を発見した1961年の中旬には、主に外国で発表される彗星の観測位置を中心に軌道計算の準備を進めていた。自分で発見した彗星の軌道を自分で計算する。アマチュアなら前代未聞の事で、これは私の理想とするところだった。しかし、その困難な仕事の準備は、実は ...

 去る10月9日、毎年この時期に行われている高知県高岡郡越知町の、コスモス祭りを見ての帰り、越知町の横倉山にある自然博物館を見学しました。横倉山にはその付近に居た様々な動物を始め、珍しい石が豊かに眠っているところですが、それらの地球の石と比較して、隕石が地球 ...

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