それは夢か現実か? こんな出来事もあったのです。時は今から13年前の2004年4月12日の20時30分。場所は桜の花も散った芸西天文台で、私は彗星の捜索を行っていました。西の空にやや雲があったものの、天頂から東は画然として綺麗に晴れ上がっていました。ひと仕事をしてコメ ...

ハワイ大学の天文台のあるハレアカラ火山で見た「池谷・関彗星」です。太陽表面に30万キロも近づくという事で、果たして無事生き延びるか?あるいは消滅するのか、学者の中でも意見が完全に二つに分かれていました。実際の大接近は1965年10月21日の正午(日本時間)に起こり ...

1969年12月、南で発見された「ベネット彗星」は、翌1970年3月20日に近日点を通過して北上してきました。そのころ自宅の”物干し天文台”で観測していた私は、朝早く起きて天文台に上がってびっくりしました。東の空に高く彗星が輝き、太陽が昇ってもなお頭上に尾を曳いて煌々 ...

仙台市の青葉区に住むMさんは大の猫好きでした。彼女は8年ほど前、迷い猫を救って自宅で大事に育てていました。そんな時、新しく発見されたTrittonという彗星の名を取って「トリットン」と呼ぶようになりました。トリットン彗星は、6年半の周期彗星で昨2016年の6月に帰ってき ...

1980年、東京の五藤斎三氏によって寄贈された芸西天文台の60cmニュートン式反射望遠鏡は、今から10年ほど前にその任務を終えて引退しました。東京・府中市の五藤光学では社長の出身地の高知県で天文教育に役立てようと、多くの学者やこの道の専門家、そして主な使い手の私 ...

タットル・ジャコビニ・クレサク彗星は1858年にアメリカのケンブリッジで初めて発見された周期5年半の彗星ですが、1973年の6月に近日点に接近中、突然大爆発を起こして肉眼で見えるようになりました。その頃の予報が13-14等でしたから、いかに増光が大規模だったかがわかり ...

今の芸西村天文台に、60cmや70cmの本格的な望遠鏡のできる前に自作の40cm反射鏡が活躍した時代がありました。それは1973年から78年にかけての5年間でしたが、5個の周期彗星の再発見に成功したのです。40cmの鏡面は青板を使って研磨したF5のパラボラ鏡で、鏡筒はアルミ材を ...

5月5日のこどもの日、孫娘らと今治市に行き、しまなみ海道を渡った海の景観が忘れられません。新緑を映した海はどこまでも碧く澄んで、ふと30年も昔、ハレー彗星を追って南方の島に行ったことを思い出しました。そこはオーストラリアの東に浮かぶニューカレドニアのアメ ...

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