私の古い観測ノートにこんな記録があった。 怪天体??!2004.04.12 22時30分 怪天体目撃??!2等星にて 1分間に天頂より東へ30度移動する。移動天体の視直径は、約20分で純白。輪郭クッキリ。 この天体は関東地方でも目撃者があり、同時刻に真南に地平高度が30度位 ...
怪天体の目撃(前編)
4月28日、福島県の佐藤裕久さんから、「未確認の彗星」と言うテーマでメールによる報告を受けた。未確認の彗星らしい天体を観測したのは、コメットハンターの村上茂樹さんで2024年4月27日の日本時間の4時33分に11等星で、薄明の中を移動していく天体を発見したが高速のため ...
白い花の咲くころ
1948年、終戦直後の荒廃した時代に、ラジオ歌謡で、岡本敦夫さんのうたった「白い花の咲くころ」が大ヒットした。私はその頃まだ高校生で、クラシックギターを始めたばかりであった。 それから何年かたって独りで「梶ヶ森」と言う高山に登った。途中のちょっとした水場に ...
鏡川の長堤も桜花満開
私の良く散歩する鏡川の土手です。藩政年代から築かれた有名な石垣の塀が続いています。築屋敷町と言います。私の歩いている土手のすぐ南側は、清流「鏡川」が流れています。小学生のころには学校から水泳の授業で泳ぎに来ました。そして、昭和20年7月4日の高知市大空襲で ...
すべり山の桜
幼いころの最も古い思い出である。 高知城下の桜が満開のころ(昭和10年ころ?)、母に連れられて夜桜を見に行った。私にはこれより古い幼い日の記憶はない。思い出は茫呼としてかすんでいる。低い丘の上に、いくつかのぼんぼりが赤くともって、多くの人が花見音頭で踊っ ...
私と科学空想小説
私が小説が好きになったのは、小学中学年のころ、母が購読していた「主婦の友」という部厚い月刊誌の影響である。毎月連載物の小説が掲載されていて愛読した。 その頃小説家では山本有三氏や、吉屋信子女史らが、盛んに面白い小説を連載していた。中でも貧しい家庭の少年 ...
ポン−ブルックス彗星の奇跡
この彗星は1812年、フランスのコメットハンター、ポンとブルックスによって独立に発見されました。比較的明るい彗星で、ポンはわずか口径5センチ30倍くらいの屈折望遠鏡で発見したと伝えられています。 当時は明るい未知の彗星が多かったと想像されます。ポンは当時パリ ...
高知こどもアストロクラブ
今度、高知こどもアストロクラブの生徒たちにお渡しする彗星の拡大写真は、いままででもっとも自信のある美しい写真です。ダストの尾もイオンの尾もはっきりしていて、子供たちに物理を説明するに持ってこいです。(添付写真)50年に1回くらいの出現の大彗星で今回の生徒た ...