台風接近で天候の変わりやすいこの時期に「幻日」が見えることがあります。過去、芸西天文台でも二回ほど幻日が見られました。一種の蜃気楼に似た現象でしょうか?異常な大気による屈折で、偽物の太陽が雲に映っています。
写真は過去、私の自宅の屋上から見た西の光景ですが、本物の太陽の南50度ほどに幻日が見えています。この場所は大正時代、祖父が不思議な蜃気楼を見たところで、毎日天気を見るために、屋上に上がって雲の様子をしらべています。雲の動きに慣れれば、気象庁の発表する天気予報とはまた違った局地での予報が出来るようです。
半世紀ほど前に,銚子市の地方気象台に林さんという予報官がいて、熱心な夜間の雲の観察によって「ウイルソン・ハーバード彗星」を肉眼で発見し、日本天文学会から表彰されましたが、それも熱心な気象観察の賜です。自分の下した天気予報が正しいかどうか、朝早く起きて雲の様子を星座の見え方から観察していて、明け方の低空に雲の如く漂う彗星を独立発見したのです。その同じ年(1961年)に、私は新彗星を発見しました。
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写真は過去、私の自宅の屋上から見た西の光景ですが、本物の太陽の南50度ほどに幻日が見えています。この場所は大正時代、祖父が不思議な蜃気楼を見たところで、毎日天気を見るために、屋上に上がって雲の様子をしらべています。雲の動きに慣れれば、気象庁の発表する天気予報とはまた違った局地での予報が出来るようです。
半世紀ほど前に,銚子市の地方気象台に林さんという予報官がいて、熱心な夜間の雲の観察によって「ウイルソン・ハーバード彗星」を肉眼で発見し、日本天文学会から表彰されましたが、それも熱心な気象観察の賜です。自分の下した天気予報が正しいかどうか、朝早く起きて雲の様子を星座の見え方から観察していて、明け方の低空に雲の如く漂う彗星を独立発見したのです。その同じ年(1961年)に、私は新彗星を発見しました。
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