いま明け方の地平線に低く輝いている彗星(C/2018 V1)は、幻想的な青い色のコマを持った彗星ですが、中には太陽に接近して長い尾を曳く彗星もあります。添付した写真のように、その姿が庭を掃く「ホウキ」に似ていることから、昔から「ほうきぼし」の呼び名があります。
写真は1965年の「イケヤ・セキ彗星」ですが、典型的なほうきの形をしています。国内では天体が趣味の切手になったことはありますが、この彗星は選ばれませんでした。逆に外国からの郵便物に、この彗星をデザインした切手が張られていたのは皮肉です。
切手は「コンゴ共和国」発行のものですが、彗星は南の国で特によく見えました。ネパールでは「世界の終りか」と騒いだそうですが、見事な朝焼けのピンク色の大気の中に浮かぶ、幻想的な青い姿は、一体何に例えたらよいでしょうか? 約1000年かけて太陽を公転する彗星の正に”永遠の瞬間”といえる姿です。


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写真は1965年の「イケヤ・セキ彗星」ですが、典型的なほうきの形をしています。国内では天体が趣味の切手になったことはありますが、この彗星は選ばれませんでした。逆に外国からの郵便物に、この彗星をデザインした切手が張られていたのは皮肉です。
切手は「コンゴ共和国」発行のものですが、彗星は南の国で特によく見えました。ネパールでは「世界の終りか」と騒いだそうですが、見事な朝焼けのピンク色の大気の中に浮かぶ、幻想的な青い姿は、一体何に例えたらよいでしょうか? 約1000年かけて太陽を公転する彗星の正に”永遠の瞬間”といえる姿です。


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