33年の周期を持つ母彗星(55P/Tempel-Tuttle)によって、ばらまかれる流星ですが、今は彗星が地球から遠く、最近は顕著な出現はありません。11月19日の朝、芸西天文台で監視していましたが、1時間で僅かに数個、暗い流星が見られただけでした。

 かって欧州やアメリカ大陸で大出現が見られたのですが、日本では2001年にかなりの出現がありました。写真は私が芸西天文台で撮影したもので、世界最小のミノックスカメラで撮りました。そばに有名なすばる星団が写っていますが、火の玉はマイナス8等級(半月よりも明るい)の輝きがあったと想像されます。周囲が昼間のように明るくなりました。

(写真は2001年11月19日午前5時 撮影)

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