時々爆発的に明るくなることで有名な29P(シュワスマン・ワハマン彗星)が明るくなっているらしいとの情報が入りました。芸西では11月29日の晩18時、70cm反射鏡を向けて見ました。

 この日は望遠鏡の調子が悪く、良い写真が撮れませんでしたが、180秒の露出で何とかわかる画像が得られました。すぐ右側に隣接する恒星はGSCカタログによると13.1等星ですが、どちらが明るいでしょうか?私は他の恒星とも比較して13.6等という結果を得ました。平常は15~16等星ですから、やはり明るくなっているようです。

 このころ12月に明るくなるといわれている46P(ウイルターネン彗星)は、まだ東南の地平線上に低く、果たして明るくなりつつあるのか?次回にはよく確かめてみたいと思っています。おたのしみに!

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