家族に入院患者が出て、高知市、池の総合医療センターに7日くらいの予定で入院しています。緊急用のヘリコプターの発着する基地を備えた市立の病院で広い駐車場はいつも超満車です。

 5階の部屋から遠くに高知市種崎の浜が見えます。ハレー彗星のやってきた時作られた大きい日時計が砂浜にあるはずです。波の穏やかな海浜で、夏は沢山の海水浴客で賑わいます。私がまだ小学低学年のころ、父に水泳を習ったのも、この種崎の海岸でした。

 沖に見える蒼茫たる海原は、太平洋を南に受けた土佐特有の物。広い海を見て育った土佐人には、昔から多くの大物が出ました。浦戸湾の入り口を挟んで、すぐ西側は有名な桂浜です。1970年頃、浦戸湾の入口に大橋が虹を描いてかかりましたが、第二回目の桂浜での彗星会議の時、この大橋は完成寸前だったことを思い浮かべます。
 
 ♪ あした浜辺をさまよえば
    むかしの人ぞしのばるる ♯  

 ふと”浜辺の歌”の旋律が心の中を走りました。

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