小惑星「清水優花」は芸西天文台で私が発見した小惑星です。1800年、世界最初に出現した”ケレス”と並んで接近していましたが、ついにその姿を見せてきました。いま夜半の東南の位置にあって16等星です。小惑星は移動していますから、望遠鏡は自動的に小惑星を追っかけます。従って丸い点に写ります。バックの恒星が流れるので、判別ができるのです。

(21282)清水優花の小惑星は、今から遠く1976年の10月に芸西村の60cm反射望遠鏡によって発見されました。大きさは今話題の竜宮くらいの大きさでしょうか?これから2年か3年の周期で地球に近づきます。しかし暗いので肉眼では見えないのが残念です。その点彗星は予告なしで現れて雄大な尾を引いたりして面白いですね。

 しかし、自分の名の付いた星が宇宙に輝いているのはいいですね。それは永遠です。小惑星は、発見にはかなりの設備が要りますが、突然の彗星は小さな望遠鏡で発見が可能です。思えば私も”ホンダ彗星”に憧れて天文を始めたのでした。嗚呼、暗澹たる終戦直後の空に現れた本田彗星、それは若き頃の希望のシンボルでした。

(右手で差しているのが小惑星「優花」。小学5年生で、5月から始まる芸西天文学習館での”アストロシリーズ”に参加して、天文学の勉強をします)

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