先に月を買った話をしましたが、アメリカのアポロ計画によって人類が初めて月に立ったのは半世紀くらい前になるでしょうか。私はその時、東海道線の汽車に乗っていました。帰宅してからその様子をテレビで見ていると、南の窓の外に満月過ぎの月が煌々と照っていました。

 今あの月に人間がいるのだ、と思うと、なんだか恐ろしさが急に攻めてきて足ががくがくと震えてきました。月に人間が立つのは長い間の夢でした。1940年頃発表された海野十三の「火星兵団」という小説では、月面に初めて降り立った地球人が缶詰の空き缶を拾い上げるミステリックな場面が登場します。

 月は天体望遠鏡で見ても、とても美しい世界です。去る5月11日に芸西天文台で子供たちが、小さな天体望遠鏡を組み立てる授業が行われました。(自分で作った望遠鏡で天体を見る)こんな素敵なことはありません。折から天頂に輝いている片割れ月を一番に観察して歓声の声を挙げました。そして次は何億光年か彼方の銀河、宇宙にレンズを向けました。たった35mmの小さなレンズに神秘の大宇宙が迫ってきました。

(写真は大口径望遠鏡で見た月世界です。昔、水の流れた跡を発見!??)
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