梅雨入り前ですが、晴天が続いて良い星空です。夜も21時を過ぎるころ、東の空に木星君が、堂々と現れてきます。続いて1時間遅れで土星も! 今年の夏は、梅雨が上がる頃には、夕空の南の空に大惑星が二つ並んで豪華な姿を見せることになります。

 木星を見るたびに、子供のころ、天体望遠鏡を自作してレンズを向けたことを思い出します。四つのガリレオ衛星が見えたことには感激でした。廃物の老眼鏡の玉や虫眼鏡を組み合わせて作った15x位の望遠鏡でしたが、私の天体観測の先鞭を打つものでした。

 芸西天文台の70cm望遠鏡は、駆動装置の不都合から今修理中ですが、学校が夏休みに入る頃には完成して観測会に大活躍することでしょう。口径3cm、15x(自作)と、70cm、300xとの差は如何ばかりか? 私にはなんといっても自分で作って初めて見た天体の驚異の方がはるかに大きかった気がします。

 今、都会では夏の夜空の名物たる「天の川」は、全く見えませんが、芸西天文台では”光の滝”の如く見えています。七夕様の夜には"織女星”が最も高くなり、私には、大戦下に出逢った救いの神のごとく輝いて、思い出を誘います。

(写真は東に見えだした木星の巨光。28mmレンズで30分間露出。キャノンF1)

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