2020年09月

 「獅子座と彗星発見」。これは私にとって大いに関連があった。彗星の発見は、お天気の安定して来る秋から冬にかけての明け方に多かった。そこには有名な獅子座がでんと居座っていたのである。 先に「かに座」の不気味な墓場としての散開星団M44を紹介したが、秋の彗星捜索 ...

 大型で非常に強い台風10号が今、東シナ海を北上中で日本列島を狙っています。先の9号とほとんど同じコースを通るようですが、今回の台風は9号に比べて格段に強い勢力と言う事です。 高知県は昔から台風銀座と言われているところで、毎年多くの影響をうけます。子供の頃、 ...

 今から遠く1962年の2月4日、南の”とも座”に関・ラインズ彗星を発見した日、それがまだ、山のものとも海のものとも、正体が分からない時、私の9cmコメットシーカーの視野は冬の銀川の美しさを求めて、おおいぬ座の方角に進んで行きました。そして目の覚めるような美しい ...

 9月に入って天界にもそろそろ秋風が吹き出したころ、明け方の「カニ座」に”プレセペ星団”が見えてきます。例によって芸西の60cm鏡で撮影しましたが、肉眼でもはっきりとその姿が見えます。ボーッとして、何となく不気味なその輝きは、昔から見る人に恐れられ、中国では ...

 先に60cmの反射望遠鏡が完成した時のファースト ライトとしての、球状星団を紹介しましたが、今回はその第二弾としてのペルセウス座の二重星団をお目にかけます。完成した60鏡のフアーストライトに続いて撮影したもので、同じくコダック社の天文用ガラス乾板を使用しました ...

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