4月29日、大雨があって、お天気は回復の途上にありましたが、久しぶりに多くの天文愛好家が集まって観測会を開きました。講師は土佐塾高校の岡崎嘉孝先生と私でした。 高知高専の今井先生が生徒20人を連れて参加し、また高知工科大学の生徒も参加して質の高い観測会になり ...
2022年04月
春爛漫の鏡川畔にて
四月も下旬の春爛漫の美しい光景です。 遠くに見えているのは天神橋です。そして筆山の下を流れる鏡川は、緩やかに浦戸湾へと流れて行きます。更に下流に「ジャコバ橋」という橋があって、この付近はまるで大きなプールのようなゆるやかな静かな流れです。海が近いので、 ...
筆山の 新緑の輝き
久しぶりに高知市の筆山(ひつざん)の見える鏡川のほとりを通って見ました。筆山は今や新緑の真っ盛りで、見事な光景です。山の上にあがると高知市の約80パーセントが眺められ、南には浦戸湾も見えます。 かって「ヘールボップ彗星」が輝いた時には、朝早くこの山に登っ ...
高知県文教協会の星
このたび大崎市の遊佐さんやOAA彗星課課長の佐藤裕久さんから、1990年に芸西で発見した小惑星「高知文教」が珍しい連星(重星)であることが知らされました。 今まで世界中で発見された小惑星は、恐らく何十万個とあることでしょうが、連星になっているのが確認されたのは ...
初めて、望遠鏡を作ったころ
高校生の頃「本田彗星」が発見されました。学校には天文の好きな先生や生徒が少数いましたが、天文部としての活動はありませんでした。 日本はGHQ(占領軍総司令部)の政治下にあって、社会が敗戦直後の暗澹たる中において、宇宙に目を向け、新天体を発見して、世界に気を ...
彗星の見つからなかった日々
この場所はかつて戦火に遭って消失した製紙工場の跡である。残った用水タンクを改造し彗星捜索台に使っていた。高さは3m。中には自作の口径10cmの反射望遠鏡が収まっていた。1950年8月12日を皮切りに、晴れておれば、毎日のように捜索に没頭した。しかし発見の成果は、な ...
鏡川長堤の桜
高知市でも比較的遅く満開になる桜です。2級河川の鏡川は、源流に近い山奥で昔の女性の「手鏡」の様な曲がり方をして流れていることで、その名称がありますが、戦前には高知市内でたびたび水害をもたらしていました。 この桜の咲いている長堤は戦後に造られたもので、最近 ...