なんと美しい花だろう。天文の仲間数人が贈って下さった。ここは私がギターを弾いたり教えたりしている場所。そして天体関係の写真が沢山飾られている部屋である。下記の人から送られた。 菅野松男 飯田正治郎 西岡博文 入江良一 の各氏からで、飯田氏は兵庫県豊岡市 ...
2022年05月
小惑星(65716)大岐の浜
四万十市からの帰途、車は足摺岬に通ずる国道56号線にでた。この海岸線の遙か彼方に、四国も最南端”南十字星”の見える足摺岬がある。この付近の海岸線は実に見晴らしがいい。 高知市に帰る途中で「大岐の浜」という雄大な海の場所に出た。真夏のシーズンにはサーフィン ...
沈下橋
高知県も西部の四万十川周辺を車で旅して、至る所に「沈下橋」があるのを発見しました。昔から沈下橋を渡るとどんな世界が展開するだろう?と、興味深く思っていました。そこには桃源にさかのぼった穏やかな別世界が展開しているかもしれない、と思ったりしていましたが、 ...
星羅四万十の星
春爛漫の5月下旬。一家で高知県も西部、四万十市を旅しました。写真は「星羅四万十」の宿の窓から見た、四万十川の上流です。西日本で、もっとも星空の美しい所と言う定評のある場所で、星の美しさはさすが抜群でした。 宿には40cmほどの反射望遠鏡を備えた天文台があり、 ...
星とギターを友として
「関のお坊ちゃん」と声をかけてきた男は、第2次大戦の末期「関製紙工場」で働いていた「田辺」と言う男であった。工場にある日、時限発火装置が仕掛けられていて騒いだ時、急に姿を消したこの男が、てっきり犯人と思っていたが、事情を聴いてみるとそうではなかった。彼は ...
風船爆弾始末記
第2次大戦の末期、恐るべき発想の新兵器であったが、実際にはそれほどの戦果は無かった。戦時中の新聞の報道では、アメリカ大陸で、原因不明の山火事があちこちで起こったことが報じられていた。日本の天文関係者でも、これに携わった人が多く、関東地方のある天文同好会の ...
風船爆弾、発祥の地(3)
第二次大戦中は、たくさんのアメリカのスパイが日本に送り込まれた。そのスパイの活動の恐ろしさを伝えた映画に「あなたは狙われている」という映画が製作されて、日本各地で上映された。私はそのころ小学の上級生であったが、何度か映画館に足を運び観覧した。非常なスリ ...
お前は彗星か、小惑星か?
最近発見された暗い小惑星たちの一部が、続々と彗星に変身している。今は昔と違って、大口径で観測するので、わずかな彗星活動が見逃されなくなった。どんな小惑星でも少しは水分を含んでいる。太陽の強烈な熱を浴びているといつかはガスを噴射するのかもしれない。運よく ...
風船爆弾、発祥の地(2)
終戦の年も近くなった昭和19年頃の製紙工場は、戦時一色に塗り固められていた。空襲のための防火訓練はしょっちゅう行われていたが、工場の食堂には「一億一心火の玉だ」とか「壁に耳あり」とかの戦意を煽り、スパイに用心するポスターが貼られていた。 それは昭和19年の ...
風船爆弾、発祥の地(1)
春爛漫の鏡川畔を歩いてみました。2級河川「鏡川」の流れの彼方に「筆山」がみえています。この麓の原っぱは、戦前の平和な時代には、大凧揚げで賑わった場所です。また少年たちの模型飛行機の大会もありました。 高知県の土佐市出身の祖父「関丑郎」は、大凧上げの名人で ...