あたたかい晩秋がつづきました。落葉前の最後の銀杏の美しさです。ここは高知公園の入口です。この銀杏の葉の散りかけた坂道を上ると土佐24万石の高知城に達します。坂道の左側は丘で、わたくしたちは幼い頃「スベリヤマ」と言って親しんだところです。桜の名所でもありま ...
2022年11月
晩秋初冬の景
日赤を退院してから、未だ体調は完全ではありません。今日初めて近くの公園まで歩いてみました。今や晩秋初冬の景観です。私は11月に生まれた関係もあって、この季節が大好きです。暖かかった関係で季節はそれほど進まず、黄色い銀杏の木は、今が最高の輝きを見せています ...
秋空の怪
日赤に入院中は毎日が退屈で仕方ありませんでしたが、いろいろと面白い現象にも出遭いました。中には現実を離れた出来事も生じました。 建物で一番高い8階に入院していましたが、部屋を出ると廊下の端で、繁華な下界の様子が、手に取るように見えました。廊下の椅子に座っ ...
秋の雲と火星
怪我が完治し、約2週間にわたる入院生活から解放され、ふと仰いだ空には、秋の見事な「サバ雲」が広がっていました。26日には接近中の火星を対象とした観測会が芸西天文台であり、県外からも参加者が数人訪れるという事で、よい観測会になるように今から構想を練っていると ...
病床の窓2
まだ日赤にいます。8階からの眺めは抜群で山並みの美しさ、街並みの美しさが印象的です。ベランダで空を見ていたら、男の看護師さんがやってきて"ここでは毎日のようにUFOが飛ぶのを見ている"と言っていました。 11月26日の天文台の公開は予定通り参ります。家内の車で行 ...
病床の窓
血流が悪くなり、11月11日に高知赤十字病院に入院しました。約10年前に、ペースメーカーを入れているのですが、滅多に入院などしないので生活が変わり、異様な感じです。しかし今年中には退院できると思います。天文の多くの仕事が待っています。 ベッドで独り寝ていると ...
☆北極点を掠め通った彗星☆彡
1989年10月の事である。1986年の「ハレー彗星騒動」も一段落し、ここ芸西天文台では新しい微光の天体の捜索に余念が無かった。その10月のある日、60cm反射望遠鏡の極軸を確かめる為に、鏡筒を正確に天の北極の方向に向け、モータドライブを止めて10分間の露出を行った。 ...
☆秋の天文講演会☆(2)
池谷・関彗星に関する講演会の白眉は、何と言っても、香美市の佐々木衣織さんの、キーボードによる生演奏であった。難しい現代曲を力強く弾きこなした。私も初めて聞いた。彗星が、太陽の灼熱を浴びながら、その界隈を飛ぶ姿が、力強く表現された。ほかにサックスやヴァイ ...