ペルセウス座群の流星の出現する極大の日の午前0時、遂に火球を捉えました。即ち自宅二階のベランダにセットしたカメラの24mm広角レンズが撮影に成功したのです。画面に見えている恒星の一番明るい星は1等星と思われます。流星は約2秒間青く輝き、最後には僅かに炸裂して消えました。深夜の夜空を彩る壮観です。明るさはマイナス1等(木星くらいの)輝きでした。

 ペルセウス座流星群の母彗星は135年の周期を持つ”スイフト−タットル彗星”で西暦マイナス68年頃から知られています。その軌道上に、沢山の流星物質を抱えていると見られ、毎年その軌道と地球とが交差する8月の中旬に、多くの流れ星が飛ぶのです。いつも当たりはずれの無い出現をするので人気があります。数は少なくなりますが、今月の下旬ごろまでは、それらのいくつかが散見できます。

(写真は2019.8.13午前0時ごろ、アサヒペンタックスSP、24mmレンズ+トライX)
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