最近日本人による新星発見が目立っていますが、普通の新星は天の川の流域に現われます。これに対して、非常に明るい新星を「超新星」と呼んで、主によその銀河に出現します。今から遠く1975年の8月に、白鳥座に1〜2等級の明るい新星が現れました。普段、肉眼で星座に見慣れていると発見のチャンスがあります。この新星を一番最初に発見した人は、素人の1高校生でした。
新星はあまりに明るいので、その頃自宅の屋上に設置してあった、全自作の40cm反射望遠鏡で撮影してみました。中央やや下の金色の太い線が新星の光跡です。出現当初は温度が高いので、蒼い色をしていましたが、ややピークを過ぎて、金色に変わりました。
望遠鏡を静止して5分間の露出を行いました。従って星が流れました。この自作の反射望遠鏡は、その後芸西村に移動し、多くの彗星の観測に活躍しました。
40cm反射鏡は愛知県一色町の故、小島信久さんが磨いて、プレゼントしてくださったものです。今は芸西村の天文台の資料室に斜鏡と共に展示されています。反射鏡研磨の名人だった小島さんの魂は、こうして、永遠に語り継がれているのです。
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新星はあまりに明るいので、その頃自宅の屋上に設置してあった、全自作の40cm反射望遠鏡で撮影してみました。中央やや下の金色の太い線が新星の光跡です。出現当初は温度が高いので、蒼い色をしていましたが、ややピークを過ぎて、金色に変わりました。
望遠鏡を静止して5分間の露出を行いました。従って星が流れました。この自作の反射望遠鏡は、その後芸西村に移動し、多くの彗星の観測に活躍しました。
40cm反射鏡は愛知県一色町の故、小島信久さんが磨いて、プレゼントしてくださったものです。今は芸西村の天文台の資料室に斜鏡と共に展示されています。反射鏡研磨の名人だった小島さんの魂は、こうして、永遠に語り継がれているのです。
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