ドナティ彗星(1858 L1)は、奇怪な姿をした大彗星である。1858年6月2日に発見され、その年の9月30日に近日点を通過したが、その直後、虹の様な大きい曲った尾(ダスト)と、鋭い直線の尾(イオン)が見事な景観を呈していた。彗星は翌年の3月まで観測された。
こうした大彗星は10年に一回くらいの割合で出現しているが、肉眼で見える程度の明るいものを含めると、5年に一回くらいの割合で出現している。しかしアイソン彗星(2012 S1)のように、期待されながら消えて行ってしまうものもある。1953年のパジュサコバ彗星は太陽に0.07天文単位と接近しながら、逆に暗くなっていくという、変わったタイプの彗星であった。
(写真は1858年10月5日、パリのセーヌ川の上に輝くドナティ彗星。正面はパリの庁舎)


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こうした大彗星は10年に一回くらいの割合で出現しているが、肉眼で見える程度の明るいものを含めると、5年に一回くらいの割合で出現している。しかしアイソン彗星(2012 S1)のように、期待されながら消えて行ってしまうものもある。1953年のパジュサコバ彗星は太陽に0.07天文単位と接近しながら、逆に暗くなっていくという、変わったタイプの彗星であった。
(写真は1858年10月5日、パリのセーヌ川の上に輝くドナティ彗星。正面はパリの庁舎)


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