私の散歩するコースの鏡川畔はすっかリ初冬の光景となりました。川の流れは白々と光って、多くの鴨や、白さぎで賑わっています。これから大陸に飛び立っていく最後の光景でしょうか。
 
 ふと浅瀬に白さぎが一匹、立っているのを発見しました。多くの鳥たちと離れていつも孤独に振る舞っているのがいいです。漂泊の歌人「若山牧水」に、こんな詩があるのを思い出しました。「しらとりのうた」です。

 しらとりは悲しからずや
  空の青 海の青にも 染まずただよう

 いざ行かん行きてまだ見ぬ 山を見ん 
   この寂しさに 君たうるや
 
 孤独と寂しさ、美しさは天地に溢れています。この名詩に古関 裕而が曲をつけました。私の好きな名曲の一つです。

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