半世紀も昔に出版された本です。”イケヤ・セキ彗星”の発見物語で、そのストーリーが2020年1月21日から、高知市のみらい科学館「オーテピア」のプラネタリウムで上映されることになりました。

 1965年9月19日の、台風24号の来襲と共にやってきた不気味な彗星は、浜松と高知市で同時発見。約1ヶ月後の10月21日には太陽に大接近し、摂氏100万度の太陽コロナの超高温の中を潜る運命になりました。

 はたして無事通過できたのか? そして、約1,000年後には、また帰ってくるのか?
 彗星は多くの謎に満ちていました。彗星発見の様子や、こうした多くの謎を
今のプラネタリウムは解き明かしてくれるかもしれません。

 池谷・関彗星を発見した全自作(レンズもガラス素材から研磨した)の珍しい望遠鏡(コメットシーカー)は、現在オーテピアの5階に展示されています。

(写真は高知市オーテピアの全景)
IMG_1685

にほんブログ村 科学ブログ 天文学・天体観測・宇宙科学へ
にほんブログ村