何かと忙しい年末の一日を、妻と百貨店やスーパーマーケットに出かけました。お正月は親戚一同が集まるので、食品の買い物が多くなってしまいます。ある店でお菓子の陳列を見ていたら”ブラックホール”そっくりの形をしたドーナツを発見し、おかしくなりました。この道の学究たちは、こんな姿の画像の再現を夢見て永い事、日夜研究に没頭していたことでしょう。
天文家というものは日常の煩雑な中にあっても、常に星の事を考えているものです。そしていろんな風物が星に見えてしまいます。私も小惑星の軌道を計算していた頃どうしても途中の検算が合わなくて、憂鬱になり、ふと近くの河原に散歩に出たことがあります。有名な”築屋敷町”の綺麗な石垣の積み重ねを見ているとき、ふとその複雑な模様から解決につながるヒントを発見しました。急いで帰って計算をやり直して見事に検算が一致し、軌道が決定できました。その爽快感といったらありません。
世界のどこかの天文台で発見した小惑星を、日本が分担して、その円軌道や楕円軌道を計算していました。手計算によるボランティアの面倒な作業でしたが、ここにも近代天文学のために貢献している人間がいるのだという誇りを持っていました。無論そんなことは近辺の人は誰も知りません。彗星や小惑星の位置を測定して、軌道計算の材料を世界に提供している現在の芸西天文台の作業も、世に誇る重要な研究の一つとなっていす。


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天文家というものは日常の煩雑な中にあっても、常に星の事を考えているものです。そしていろんな風物が星に見えてしまいます。私も小惑星の軌道を計算していた頃どうしても途中の検算が合わなくて、憂鬱になり、ふと近くの河原に散歩に出たことがあります。有名な”築屋敷町”の綺麗な石垣の積み重ねを見ているとき、ふとその複雑な模様から解決につながるヒントを発見しました。急いで帰って計算をやり直して見事に検算が一致し、軌道が決定できました。その爽快感といったらありません。
世界のどこかの天文台で発見した小惑星を、日本が分担して、その円軌道や楕円軌道を計算していました。手計算によるボランティアの面倒な作業でしたが、ここにも近代天文学のために貢献している人間がいるのだという誇りを持っていました。無論そんなことは近辺の人は誰も知りません。彗星や小惑星の位置を測定して、軌道計算の材料を世界に提供している現在の芸西天文台の作業も、世に誇る重要な研究の一つとなっていす。


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