今日は一家でオーテピアのプラネタリウムを見学した後、高知市かるぽーとの中にある「横山隆一記念館」をたずねました。
 この記念館が開業したのはずいぶん昔で、その際の記念として、横山隆一の代表作である「フクちゃん」を芸西天文台で発見した小惑星に命名しました。往年の人気漫画の”フクちゃん”は、小惑星39809に乗っていま宇宙を駈けているわけです。
 
 今回特に興味を持ったのは、横山氏が蒐集した467台のカメラでした。最近のデジカメになるまでの、人気カメラをことごとく購入したらしく、古くは報道カメラマンが使っていた、ガラス乾板を使用する"スピグラ"から始まって数々の蛇腹式カメラ。ライカ、コンタックスの名機に、さては日本で大流行した一眼レフまでありとあらゆるもの。467台は毎月一台仕入れたとしても、ざっと40年はかかります。見事な蒐集であるとともに日本でのカメラ発展の歴史でもあります。

 ここに私の愛用した珍品カメラがあるだろうかと思って、そのうちの最も珍しい2台をもっていきました。一台は戦前から戦後にかけてイタリアで製作された「ガミ16」です。16mm幅のフィルムを使う軽便なカメラで、砂漠の中での戦車戦での情報集めに活躍したと聞きます。もう一台はこれも戦前北欧ラトビアのリガで誕生した極小のスパイカメラで、その名はミノックス。そう!映画「ローマの休日」でも使われました。

 記念館の467台のカメラ群の中にガミ-16はありました!しかしミノックスカメラは流石特殊なだけに、その存在は認められませんでした。このミノックスカメラは2001年の獅子座大流星群の撮影に活躍しました。なんと半月の明るさに匹敵する大火球の撮影に成功したのでした。

(写真上は、会場いっぱいに陳列されたカメラ群。下はガミ16の前にミノ
ックスカメラ)

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