9月13日の夕空です。自宅3階の屋上から見ました。夏から秋にかけての急激な大気の変化で、奇妙な雲が発生しました。熊や恐竜のようにも見えます。
 ここは大正の昔、蜃気楼の見えた場所で、祖父が「騎兵たちが原っぱで駈けている風景が逆さに映った」と言っていました。昭和30年頃、高知県のあちこちで蜃気楼が見えるという騒ぎがありましたが、今は全くその兆候もありません。ただその頃(1950年代)夕日のそばに彗星のような尾を引いた物体を発見し、驚きました。ある天文学会に報告しましたら、同じ現象を香川県でも見た人がいる事がわかりました。日本天文研究会の神田茂氏は、この現象について「明るい流星痕か彗星であったろう」と判断されました。怪天体は太陽のそばで暫く輝き、太陽とほぼ同時に没して行きました。
 美しい夕雲の様子を見ていて、半世紀も昔の出来事をふと思いおこしました。

IMG_2137


にほんブログ村 科学ブログ 天文学・天体観測・宇宙科学へ
にほんブログ村