芸西天文学習館では最近のコロナウイルスの関係で、ひところより参加者が少なくなっていますが、依然公開が続いています。教室でも、人と人との間隔を大きくとって、ゆったりと星のお話を聞くことができます。3月12日は私と松木講師との担当で、雨の中、少ない人数ながら、新天体の発見法や、その隠れたエピソードなんかについて話しました。中には昔現われた大彗星をきっかけとして、彗星の捜索をやっている、という年配のかたもいました。私は自分の経験を語り、熱心にやっていれば、いつかは花が咲くことを話しました。いま見ごろを迎えているカノープスは、銀幕の映写で見せました。
 芸西の天文台は桜の木に包まれた公園で、高知市より暖かく、桜の花が3分咲でアッという間に満開になりそうです。高台にある天文台の姿は、さながら桜の木に包まれた芸西城といったところでしょうか。
 
 予告ですが、3月27日(土)には午後2時から、プラネタリウムのある高知市のオーテピアで、工科大学の山本先生と天文講演会を持ちます。参加は無料です。

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