記念すべき第50回の「彗星会議」のプログラムがほぼ決まりました。ちょっとした行き違いから、開催の日が観測の新月前後になりましたが、彗星に興味のある方ならベテラン新人を問わず自由に参加して下さい。今回は彗星会議の若返りを考えて、特に初心者の為に有益な内容を考えています。
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  第50回彗星会議 in 高知

●日時      6月12日(土)12:30〜 6月13日(日)12:00 
●場所      オーテピア高知図書館  4Fホール (高知県高知市追手筋2-1-1)
●参加費    一般3000円    大学生500円  高校生以下無料
●懇親会    ウェルカムホテルレストラン  大人6000円  大学生3000円
●エクスカーション(会議終了後オプショナルツアー)
    芸西天文学習館  13:30(オーテピア発)〜16:30(オーテピア着)  3000円程度
●申し込み期間  4月12日(月)〜5月16日(日)
  *1日目の講演、パネルディスカッション聴講のみは無料・・高知みらい科学館申し込み
    専用ダイヤル  088-824-8222  (ホール又はサテライト会場での聴講になります)
●無料配信・・・・ユーチューブで配信(URLは50回彗星会議ホームページに掲載します)
●内容
・「彗星会議50年の歩み」  関  勉氏(東亞天文学会顧問・天文研究家)
・「天体掃索と継続」  藤川 繁久氏(天体掃索家)
・「新彗星発見の夢を追って」  岩本 雅之氏(コメットハンター)
・  パネルディスカッション  「発見から確認作業、そして彗星観測」
  コーディネーター門田健一氏(天体観測家)
・学生発表  土佐塾中高  天文部  「Star  Story〜星のひみつ〜」
            高知大学  星の会    「ほうき星がハレー彗星になるまで」
・プラネタリウム公開      番組名「未知の星を求めて1965」
・研究発表    1定例発表
              2口頭発表(参加申し込み時に募集)
●ポスター発表  ホール内に掲示 ※参加申し込み時に募集
●展示    故村岡健治氏の蔵書  2日目にホールで
          関勉さん関係展示 
●宿泊※希望者は各自が予約すること。
  ウェルカムホテル高知    高知県高知市追手筋1-8-25
  TEL:088-823-3555  FAX:088-823-3560       
    シングル  一室5500円    ダブル・ツイン  一室9800円
        ※料金は税込み・朝食付き    ツインを一人で利用する場合はホテル側に相談。
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 写真は今からざっと半世紀前の、1972年頃の高知市桂浜の国民宿舎での会議の風景です。初めのころは座敷に机を並べて議論することが多くありました。この日は長谷川一郎氏が午前の司会を努め、午後は関が司会をしました。また記念公演は地元の池幸一氏が「イケ-ネオハックスカメラ」についての珍しい講演を行ないました。彗星を早く発見するための「マクストフ カメラ」に似た構造で、珍しいカメラに注目が集まりました。
 東京天文台から、古川、富田、斎藤の各氏が応援に駆け付けました。プロとアマが一体になっての指導を受けながらの良い会でした。

 会場の小高い丘からは南に蒼茫たる太平洋が望まれ、また北には浦戸湾を一望の下に収めました。
浦戸湾の入口の桂浜と、種崎を結ぶ虹の様な浦戸大橋が湾の中央で、工事がドッキング寸前の姿で、丁度これからの彗星界でプロとアマとの力強い協力の象徴ともみられ、頼もしい光景でした。

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