夜空に無数に輝く星の中に「香美市」と言う新しい星（小惑星）が加わることになった。これは、芸西天文台で発見した小惑星（26097）にKamishiと命名し、アメリカの小惑星命名センターに申請してあったもので、今回ようやく承認され実現した。

　香美市は旧「土佐山田町」で、発見者と特別な関係は無いが、侍時代の天文歴学者「谷秦山」を輩出した町で、近くに全国的にも珍しい洞窟の「龍河洞」があることでも知られている。龍河洞は、小学生の頃から何回か足を運んだが、最近は水の中を行く新しいルートも開拓されて一層親しまれるようになった。

　最近の天文界では、近くに住む山本博文さんが、1968年５月に「多胡・本田・山本彗星」を発見して町の名を挙げた。香美市の中心から、南約7kmに、芸西天文台がある。

（写真は、発見当初の小惑星（26097）Kamishi)

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