今から半世紀前に出版された幻の本です。再発行への動きが高まっています。去る6月17日、みらい科学館の「オーテピア」で芸西天文学習館の有志が集まって、話し合いがもたれました。宮地竹史氏を中心にして、今から多くの人によって校正が行われ、学生にも読みやすい本として高知新聞社から発行されます。発行の日は「池谷・関彗星」を発見した記念の日、9月19日です。

 この本の発行は意外な反響を呼びました。コメットハンターを多く輩出し、彗星日本
のために貢献しました。しかしそれから50年。天文界も変わり彗星の発見は多くがプロの独占する所となりました。そんな中で再びあの頃の夢を取り戻せるか?これからのアマチュアは何をやったらいいのか? 天文に偏らず、人間の生き方を示す”人生読本”でもあります。


(写真は「未知の星を求めて」復活への話し合いの会場風景。オンラインで埼玉県の門田健一氏
も参加した)

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