九州の百武氏の発見した彗星である。ヴァイオレットの眼の覚めるような美しい色の彗星で、尾は長い時で北斗7星の長さに匹敵した。
 発見者は二つの彗星を発見した後、50歳代の若さで
逝去されたが、氏の愛用した口径15cmの双眼望遠鏡は今も香川県の「望遠鏡博物館」に展示されている。 

 写真は神戸市の田村竜一氏が、1996年3月23日。300mm望遠レンズで撮影したものである。

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