去る10月15日は芸西天文台の一般公開日でした。あいにく雲の多いお天気でしたが、メインの金星や土星。それに月と木星が接近して良い眺めでした。

 先日紹介した夕暮れの西南に低い天体は、土星ではなく金星でした。0等級のあかるさで
よくみえます。逆に土星は木星の少し西で20時ごろ南中するでしょうか。50倍位の望遠鏡で見ると約9等星の衛星(タイタン)が本体の近くに幽かです。無論美しい輪も見えます。

 今夜の観測会の絶景は、桜ヶ丘の上の天文台と月の情景です。天文台にやってきた人は、天文台への山道を登りながら、この素敵な光景を見たはずです。古くから「荒城の月」と言う名曲がありますが、ここでは”天文台の月”として、何か名旋律を浮かべてみましょうか。
 芸西天文台は桜の名所で、満開のころには花見の宴が開かれています。

(写真は10夜の月と天文台)
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