新しく発見された25P/neujmin彗星は、同彗星の確認かと思われていたが、軌道要素が完全に一致せず別ものではないか?と考えられるようになった。下記の如く軌道要素にはかなりの差がみとめられ新しく70P/Kojima (1971 Y1)として登録された。
25D/Neujmin(2) 70P/Kojima
T 1927Jan.16.2283TT 1970 Oct.7.0530TT
ω 193.7081 198.0275
Ω 328.7178 291.9215
i 10.6387 4.0943 (2000.0)
e 0.566836 0.514857
q 1.33818au 1.63082 au
p 5.43y 6.16y
以上はマースデン博士の軌道要素表によった。
エポックの違いもあるが、二つの軌道は確かに似ているが必ずしも同じではない。40年間の摂動を考慮しても一致しない。マースデン博士は木星の質量を故意に変えてみて計算を図ったが一致しなかったそうである。また長谷川氏はチェスランの判定式にかけて見たが結果は別物であった。結局ネウイミン彗星は消えて、小島彗星が残ったのである。ネウイミン彗星はその後、杳として姿を見せず、小島彗星も発見前の長い時代の記録が無い。この二つの星を同じとすれば、すべての謎も氷解するのだが、、「ウーム」そうはいかない様である。
小嶋氏は1973年にも写真的に17等級の彗星を発見して、大いに気をはくのである。添付した写真は高知市上町の自宅で撮影したコジマ彗星(1970 Y1)であるが、第2コジマ彗星は芸西に移って彼の磨いた40cm反射鏡で観測するようになるのである。
(写真は70P/Kolima :1971.1.2 5h38m-50m 22cmLにて関)
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T 1927Jan.16.2283TT 1970 Oct.7.0530TT
ω 193.7081 198.0275
Ω 328.7178 291.9215
i 10.6387 4.0943 (2000.0)
e 0.566836 0.514857
q 1.33818au 1.63082 au
p 5.43y 6.16y
以上はマースデン博士の軌道要素表によった。
エポックの違いもあるが、二つの軌道は確かに似ているが必ずしも同じではない。40年間の摂動を考慮しても一致しない。マースデン博士は木星の質量を故意に変えてみて計算を図ったが一致しなかったそうである。また長谷川氏はチェスランの判定式にかけて見たが結果は別物であった。結局ネウイミン彗星は消えて、小島彗星が残ったのである。ネウイミン彗星はその後、杳として姿を見せず、小島彗星も発見前の長い時代の記録が無い。この二つの星を同じとすれば、すべての謎も氷解するのだが、、「ウーム」そうはいかない様である。
小嶋氏は1973年にも写真的に17等級の彗星を発見して、大いに気をはくのである。添付した写真は高知市上町の自宅で撮影したコジマ彗星(1970 Y1)であるが、第2コジマ彗星は芸西に移って彼の磨いた40cm反射鏡で観測するようになるのである。
(写真は70P/Kolima :1971.1.2 5h38m-50m 22cmLにて関)
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