四月も下旬の春爛漫の美しい光景です。
遠くに見えているのは天神橋です。そして筆山の下を流れる鏡川は、緩やかに浦戸湾へと流れて行きます。更に下流に「ジャコバ橋」という橋があって、この付近はまるで大きなプールのようなゆるやかな静かな流れです。海が近いので、潮が逆流してきます。昔は坂本龍馬も泳いだそうですが、戦前にはどこにも水泳用のプールがなく、流れの緩やかな下流をスイマーたちが練習の場としていました。
比較的最近までマスターズの大会に「ジャコバ水泳クラブ」という懐かしいチームの名がありました。
戦前のロサンゼルスオリンピック大会で1500mの水泳競技に優勝した北村久寿男選手も、この鏡川で育った河童の一人でした。
昭和20年7月の鏡川は戦時中で、B-29の空襲を受けて一面の火の海となりました。しかし、この平和な光景からは、全く当時の姿は想像できません。空襲の終わった後の暗黒の焦土の空に輝いた一条の青い星の光が、私の天文学への誘いになろうとは、想像すらできませんでした。私と、星との出会いは全くの奇跡でした。「そう!」人生は”出会い”によって、発展して行くものです。
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遠くに見えているのは天神橋です。そして筆山の下を流れる鏡川は、緩やかに浦戸湾へと流れて行きます。更に下流に「ジャコバ橋」という橋があって、この付近はまるで大きなプールのようなゆるやかな静かな流れです。海が近いので、潮が逆流してきます。昔は坂本龍馬も泳いだそうですが、戦前にはどこにも水泳用のプールがなく、流れの緩やかな下流をスイマーたちが練習の場としていました。
比較的最近までマスターズの大会に「ジャコバ水泳クラブ」という懐かしいチームの名がありました。
戦前のロサンゼルスオリンピック大会で1500mの水泳競技に優勝した北村久寿男選手も、この鏡川で育った河童の一人でした。
昭和20年7月の鏡川は戦時中で、B-29の空襲を受けて一面の火の海となりました。しかし、この平和な光景からは、全く当時の姿は想像できません。空襲の終わった後の暗黒の焦土の空に輝いた一条の青い星の光が、私の天文学への誘いになろうとは、想像すらできませんでした。私と、星との出会いは全くの奇跡でした。「そう!」人生は”出会い”によって、発展して行くものです。
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