なんと美しい花だろう。天文の仲間数人が贈って下さった。ここは私がギターを弾いたり教えたりしている場所。そして天体関係の写真が沢山飾られている部屋である。下記の人から送られた。
 菅野松男 飯田正治郎 西岡博文 入江良一 の各氏からで、飯田氏は兵庫県豊岡市の神鍋高原で「アルビレオ」と言う天文台つきのペンションを経営している。私も何回か訪れたが、施設は標高300m以上の高原にあって、60cmの反射望遠鏡で見る星空は抜群である。 あたりには灯火は少なく、空は暗い。芸西の星空と比べても遙かに良いようである。
  菅野氏は兵庫県の明石天文科学館に勤めていた新星と彗星の発見者。ごく最近最愛の御夫人を亡くし悲しみに包まれていた。実に30年近くも病臥されたご夫人を、献身的に介護された。
 星に名前のついた洋子夫人は、今は空から菅野さんを応援している。もう30年以上になるが、飯田さんを伴って御夫婦が芸西天文台に見学にやってきたことを覚えている。
 部屋に飾られた蘭の花が、ふとご夫人の美しい姿を連想させた。心よりご冥福をお祈りする。

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