春まだ浅き高知市の北部、比島というところに、祖先の墓の掃除に行っていました。まだ風が寒く冬のさなかとういう感じですが、お墓の近くには菜の花が一面に咲きほこっていました。比島山は江戸時代、日本で最初の完全な皆既日食の観測に成功した山ですが、史跡と言えば、祖先の古いお墓のすぐ隣に、有名な岡田以蔵(人斬りイゾウ)の苔蒸した古い墓が並んで立っているのにはびっくりしました。そう言えば山の登り口に「土佐史談会」の設置した、以蔵の墓の道しるべがあったことを思い出しました。
維新の頃、武市半平太の率いる「土佐勤王党」に所属していた以蔵は、京都で多くの戦いの末、官軍につかまって土佐に送られ、高知市を流れる鏡川の「がんきり橋」の近くで処刑されました。名うての剣豪の振るった大太刀は、今も県下に残されているようです。晩年は肺結核を病み、剣もろくに使えなかったようです。簡単に官軍につかまるような以蔵では、なかった筈です。
にほんブログ村
維新の頃、武市半平太の率いる「土佐勤王党」に所属していた以蔵は、京都で多くの戦いの末、官軍につかまって土佐に送られ、高知市を流れる鏡川の「がんきり橋」の近くで処刑されました。名うての剣豪の振るった大太刀は、今も県下に残されているようです。晩年は肺結核を病み、剣もろくに使えなかったようです。簡単に官軍につかまるような以蔵では、なかった筈です。
にほんブログ村
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。