高知市の自宅から、東に約40km離れた芸西村の天文台に向かう中ほどの、香我美町岸本の海岸に「長平」の像が立っている。いまから200年以上も昔の1785年に船で嵐にあって流され、南東に760キロも離れた「鳥島」に流れついた。いま話題になっている「ジョン万次郎」よりも半世紀も昔である。
長平は何もない無人島で実に12年間も苦闘の生活に耐え、その後おなじ島に流れてきた仲間と流木で船を組み立て、手漕ぎで土佐に帰ってきたという。これは万次郎の漂流よりも半世紀も昔の事であった。
一般にあまり知られていなかったが、万次郎にはこんな偉大な先輩がいたのだ。
地元の高知県岸本町では、彼の漂流から200年に当たる平成10年5月に岸本の海岸に記念の像を建てた。無人島の岩の上で、じっと海の彼方を見つめている長平の姿である。しかし、ここは現代の郷里。後ろの高架を電車が走った。


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長平は何もない無人島で実に12年間も苦闘の生活に耐え、その後おなじ島に流れてきた仲間と流木で船を組み立て、手漕ぎで土佐に帰ってきたという。これは万次郎の漂流よりも半世紀も昔の事であった。
一般にあまり知られていなかったが、万次郎にはこんな偉大な先輩がいたのだ。
地元の高知県岸本町では、彼の漂流から200年に当たる平成10年5月に岸本の海岸に記念の像を建てた。無人島の岩の上で、じっと海の彼方を見つめている長平の姿である。しかし、ここは現代の郷里。後ろの高架を電車が走った。


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