11月4日、津野町の天狗荘での天文講演会「天狗高原の星」は予定どうり現地で、定員のお客さんを迎えての講演を終了いたしました。大変熱心な聴講者で、中には遠く今治から遠征してきた古い天文ファンもおられました。
標高1400mに聳える天狗高原は、日本でも有数の星の美しい場所で、かつてハワイで見たマウナケアの星空を思い起こすことも語りました。
夜の観測会では、地元の天文の愛好家たちが2台の天体望遠鏡を立てて、折から夕空に明るい木星や土星を観望しました。最初は曇っていましたが、暗くなるころには高山独特の霧が晴れ初め、雲の一角から、まるで「伝家の宝刀」を抜いたような輝かしい星空がみえ始めました。マウナケアでは、ぼたん雪が降るような星で、もしこの地で一晩中観測したら、何かの発見がありそうな気分でしたが、ここ天狗高原でも全くそのとうりでした。やがて若い天文家が育ち、ここからセンターに、天体発見報を発信するような時代が来ることを祷ります。
芸西で発見した小惑星に(6302)天狗高原があります。1975年に1等級の白鳥座新星が出現したころ 、私はこの土地の星の美しさに感動し、この場所の小惑星への命名の準備を進めていたのでした。
今回天狗高原には一家5人で押しかけ、五藤光学の小澤さんをはじめ、ホテルや、地元の観光協会の方たちのお世話になりました。一生、心に残る素晴らしい旅となりました。一同、深甚なるお礼を申し上げます。「関 勉」


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標高1400mに聳える天狗高原は、日本でも有数の星の美しい場所で、かつてハワイで見たマウナケアの星空を思い起こすことも語りました。
夜の観測会では、地元の天文の愛好家たちが2台の天体望遠鏡を立てて、折から夕空に明るい木星や土星を観望しました。最初は曇っていましたが、暗くなるころには高山独特の霧が晴れ初め、雲の一角から、まるで「伝家の宝刀」を抜いたような輝かしい星空がみえ始めました。マウナケアでは、ぼたん雪が降るような星で、もしこの地で一晩中観測したら、何かの発見がありそうな気分でしたが、ここ天狗高原でも全くそのとうりでした。やがて若い天文家が育ち、ここからセンターに、天体発見報を発信するような時代が来ることを祷ります。
芸西で発見した小惑星に(6302)天狗高原があります。1975年に1等級の白鳥座新星が出現したころ 、私はこの土地の星の美しさに感動し、この場所の小惑星への命名の準備を進めていたのでした。
今回天狗高原には一家5人で押しかけ、五藤光学の小澤さんをはじめ、ホテルや、地元の観光協会の方たちのお世話になりました。一生、心に残る素晴らしい旅となりました。一同、深甚なるお礼を申し上げます。「関 勉」


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