冬の日の太陽が、遠くの森の中に沈んだばかりの夕空です。西の地平線上の家も森も、何もかもが赤く燃えています。太平洋戦争中に「燃ゆる大空」という標語がありましたが、日本列島の上空で空中戦が行われて空一面が燃えているような情景を歌ったものです。しかし、この赤の鮮明な夕色は、大気の澄明な冬独特のものの様です。
ここは上町の自宅3階の屋上からの眺めですが、時々蜃気楼の疑似現象が見えることがあります。北には北極星が高く、南には冬場に、カノープスがみられるはずですが、鷲尾山と言う標高300㎥の山があってわずかにさえぎられています。しかし、1962年2月4日の「関・ラインズ彗星」は、この場所から発見したものです。赤緯マイナス38度と言う超低空でしたが、当時は空が暗く、口径9センチ17xの屈折鏡でも8等級の新彗星はよく見えました。


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ここは上町の自宅3階の屋上からの眺めですが、時々蜃気楼の疑似現象が見えることがあります。北には北極星が高く、南には冬場に、カノープスがみられるはずですが、鷲尾山と言う標高300㎥の山があってわずかにさえぎられています。しかし、1962年2月4日の「関・ラインズ彗星」は、この場所から発見したものです。赤緯マイナス38度と言う超低空でしたが、当時は空が暗く、口径9センチ17xの屈折鏡でも8等級の新彗星はよく見えました。


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