美しかった紅葉の時期は過ぎ,銀杏の葉の美しい晩秋初冬の季節となった。この時期は空気も空も澄んで、最も好きな季節である。読書するにもいいし、じっとして物思いにふけるのもよい。20歳〜30歳のころには、いかにして新しい天体(彗星)を発見するかについて考えた。ほかに邪念は、一切なかった。今思えば実にすがすがしい人生だった。目に映る光景が、やがて発見できるであろう彗星の姿に見えた。何事にも一つの目標に向かって努力することはよい。たとえ発見できなくても素晴らしい人生だと思う。
空気の澄んだ午後、近くの児童公園に来た。黄ばんだ銀杏の葉と緑の樹木が印象的だった。こんな何でもない散策の中に、ふとこれからの人生でのヒントが浮かんでくることがある。

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