今年は、11月から暮れの12月にかけて好天の日が多く続いた。まれに浮雲が発生しても、すぐに青空に溶け込んで消えていくという状況であった。芸西の天文台でも連日のごとく観測会が開催され、県外からも参加者があるという盛況ぶりであった。
芸西の60センチが老朽化し交代の必要が迫った時、最初の設計のごとく、広視野を保っていたら、さらに多くの新天体を発見して学術的な成果が挙がったと思うのだが、そうは問屋が下ろさなかった。使用者の意見が無視されて、一般天体の観望専用の望遠鏡に推移した事は大きなミスだったと思っている。小惑星や、彗星等の発見には向かない視野の極めて狭い望遠鏡に収まった。
しかし観望用でも、天文台に通う若い観客の中から、将来をになう天文家が輩出したら、計画は成功とみるべきであろう。
さて、、、、夕空に木星が明るく見えてきた。「紫金山−アトラス彗星」は、暗くなっていくが、新しい発見に期待しよう。


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芸西の60センチが老朽化し交代の必要が迫った時、最初の設計のごとく、広視野を保っていたら、さらに多くの新天体を発見して学術的な成果が挙がったと思うのだが、そうは問屋が下ろさなかった。使用者の意見が無視されて、一般天体の観望専用の望遠鏡に推移した事は大きなミスだったと思っている。小惑星や、彗星等の発見には向かない視野の極めて狭い望遠鏡に収まった。
しかし観望用でも、天文台に通う若い観客の中から、将来をになう天文家が輩出したら、計画は成功とみるべきであろう。
さて、、、、夕空に木星が明るく見えてきた。「紫金山−アトラス彗星」は、暗くなっていくが、新しい発見に期待しよう。


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