高知県の芸西村の海岸には、空に向かって手を振っている「おりょう」姉妹の銅像が立っている。
 これはすでに小惑星になって夜空を飛翔している「竜馬」に合図を送っている姿にも見える大変珍しい銅像である。1836年の1月3日、坂本龍馬が高知市の上町に生まれたとき、たまたま夜空には近日点通過中の大ハレー彗星が、怪物「竜」のごとき長い尾を引いて君臨していたのである。ハレー彗星は約70年の周期で帰還し、その度に偉大な 竜馬を彷彿とさせるのである。 太平洋の荒波をバックに、手を振る姿はいかにも気丈な「おりょう」らしい光景である。


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