今日10月28日は、私にとって特別に記念すべき日です。それは1965年10月21日、「池谷・関彗星」が、太陽に大接近してから、初めて健在な、その全景を見せた日だからです。高知市の正蓮寺高原という海抜400mの山頂で観測しましたが、この日初めて尾の全景を見ることが出来ました。
午前5時には彗星の頭が完全に地上に出てきました。尾は薄明の中”宇宙の果てにまでも届け”と言わんばかりに高く伸びていました。ややカーブした尾は約40度に達していました。太陽コロナの灼熱の中を潜ってきたとは思えない純白の神々しい姿でした。
正に千年に一度の世紀の瞬間です。私は早速、彗星の姿を写真に収めました。カメラは、彗星発見前の苦難の時代を記録してきた「オリンパス pen」というハーフサイズのカメラです。発見前、修行の為「三嶺」という山に登った時にも行動を共にしました。今も健在です。
30秒の静止撮影で見事に写りました。多くの姿の中で、その全景を捉えた最も美しい写真だと思っています。地上の明かりは南国市です。その遥か彼方は室戸岬に通じています。1000年以内に確実に帰って来ると思われますが今度は一体誰が発見するのでしょうか?その名は、やはりIkeya-Sekiでしょうか?


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午前5時には彗星の頭が完全に地上に出てきました。尾は薄明の中”宇宙の果てにまでも届け”と言わんばかりに高く伸びていました。ややカーブした尾は約40度に達していました。太陽コロナの灼熱の中を潜ってきたとは思えない純白の神々しい姿でした。
正に千年に一度の世紀の瞬間です。私は早速、彗星の姿を写真に収めました。カメラは、彗星発見前の苦難の時代を記録してきた「オリンパス pen」というハーフサイズのカメラです。発見前、修行の為「三嶺」という山に登った時にも行動を共にしました。今も健在です。
30秒の静止撮影で見事に写りました。多くの姿の中で、その全景を捉えた最も美しい写真だと思っています。地上の明かりは南国市です。その遥か彼方は室戸岬に通じています。1000年以内に確実に帰って来ると思われますが今度は一体誰が発見するのでしょうか?その名は、やはりIkeya-Sekiでしょうか?


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