晩秋初冬の一日、近くの鏡川のほとりを歩いてみました。途中の小さな公園では銀杏の葉が一面に散っていました。そして斜陽。これぞ晩秋の美しい光景です。やや遠くのベンチに老人が独り座っていました。他に人影はありません。

私の知り合いでも、家の中は子供夫婦や孫の代になって、居る所がないと言って、こうした場所や、公共の施設に来て孤独を紛らわすお年寄りが居ましたが、なんともわびしさを感じずにはいられませんでした。
こうしている間にも、銀杏の葉はひらひらと舞い落ちてきます。

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